「郵便ポストにメールアドレスが落書きされているのを発見した」というメールが届いたと話題になっています。
今回は、
「郵便ポストにメールアドレスが落書きされているのを発見した」というメールは本当なのか、目的は何なのか
について調査していきます。
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが話題
2025年1月29日現在、「郵便ポストにメールアドレスが落書きされているのを発見した」というメールが届いたと話題になっています。
出先で見かけた郵便ポストに落書きされているのを発見しました。
その中に[メアド]と書かれていたので、ご本人に知らせた方がいいかと思い連絡をしたのですが、このような状況になっているのはご存知でしたか?
このような文章とともに落書きされたポストの画像が送られてくるようです。
トイレに落書きされていたという内容のメールもあるようです。
落書きされてました 公園のトイレにマジックで「、、、、」と書かれてました。悪用されてしまっては大変だと思い、見ず知らずの方ですが連絡しました。今すぐ消しておきましょうか? というメールが来ました。 これは放っておいて大丈夫ですか? 「、、、、」には、私のメールアドレスが書かれていました
引用:知恵袋
これらメールは本当なのでしょうか。
また、迷惑メールであれば目的は何なのでしょうか。
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールは迷惑メールの可能性が高い
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールは迷惑メールの可能性が高いと思われます。
メールと一緒に送られてきたという落書きされた郵便ポストの画像はネット検索をすると同じものが見つかりました。
おそらくネットで見つけた画像にメールアドレスが書かれていると偽り、メールを送っていると思われます。
目的は何?
なぜこのようなメールが送られてくるのでしょうか。
このような仕組みになっていると考えられます。
①送信者はランダムなメールアドレスに送信
• 本当に「郵便ポストにメールアドレスが落書きされている」のかは不明です。
• 実際には送信者はメールアドレスを適当にリスト化して送っているだけだと思われます。
②返信すると「このアドレスは生きている」と判定される
• 迷惑メール業者のリストに登録され、さらに多くのスパムが届く可能性が高まります。
• 最悪の場合、個人情報の詐取や詐欺メールへ発展することも考えられます。
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが届いたときの対処法
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが届いたときの対処法は以下の通りです。
- 返信しない
- メールを開かず削除する
- メール内のURLや添付ファイルをクリックしない
対処法①:返信しない
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが届いたときの対処法1つ目は【返信しない】です。
返信すると、送信者に「このアドレスは生きている」と知られ、スパム業者のリストに登録されてしまいます。
無視するのが最善の対応です。
対処法②:メールを開かず削除する
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが届いたときの対処法2つ目は【メールを開かず削除する】です。
メールを開いただけで、スパム業者に「開封された」と通知されることがあります。
特に「外部画像を自動表示する設定」がオンになっていると、開封が追跡される可能性があります。
もし開いてしまった場合は、「外部コンテンツを読み込まない」設定を確認してください。
対処法③:メール内のURLや添付ファイルをクリックしない
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールが届いたときの対処法3つ目は【メール内のURLや添付ファイルをクリックしない】です。
メール内に記載されたリンクや添付ファイルを開くと、以下の危険があります。
- フィッシング詐欺サイトに誘導される(個人情報を盗まれる)
- ウイルスやマルウェアに感染する
本文中のURLや添付ファイルは開かないようにしてください。
まとめ
今回は、郵便ポストに落書きされているのを発見したというメールは本当?目的は何なのか調査!についてまとめました。
「郵便ポストに落書きされているのを発見しました」というメールは迷惑メールの可能性が高いと思われます。
- 絶対に返信しない(反応することでターゲットにされる)
- メールを開かず削除する(開くとトラッキングされることも)
- メールのURLや添付ファイルをクリックしない(フィッシング詐欺の危険)
このようなメールには、絶対に返信せず、削除・迷惑メール報告がベストな対応です。