「【重要】【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認」というメールが届いたと報告されています。
今回は、
- 【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認メールは詐欺メールなのか
- 詐欺メールの対策
について調査していきます。
「【重要】【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認」というメールが届く
2024年11月25日現在、Yahooショッピングのガイドライン担当から「【重要】【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認」というメールが届いたとSNS上で報告されています。
本メールは、Yahooショッピングのガイドライン担当から在庫確認についての調査が必要であるため書類の提出を促すものです。
書類の提出は以下のとおりです。
- 仕入れ先からの納品書または請求書
- 担当者と共に撮影した全ての保管在庫画像
- 契約期間中の仕入れ先すべての取引契約書写し
- 在庫保管場所の賃貸契約または所有証明できる書類
- 公共料金または通信費の領収書、納税証明書、社会保険料領収書
これらを提出するよう促しています。
「【重要】【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認」メールは詐欺の可能性が高い
Yahoo!ショッピング公式からも注意喚起なされています。
【ご注意ください】Yahoo!ショッピングガイドラインをかたるフィッシングメールが報告されております。
件名:【重要】【Yahoo!ショッピング】在庫状況及び仕入れ体制の確認
弊社からの通知はLINEYahooのドメインのみで送信を行っております。不審なメールアドレスから通知を受信された場合には、返信などは行わないようにご注意をお願いいたします。
引用:Yahoo!ショッピング公式
本メールの送り先のアドレスは「info@yshoppingstore-i.main.jp」となっており、LINEYahooのドメイン以外のアドレスになっておりますので、フィッシングメールの可能性が高いと思われます。
フィッシングメールとは
フィッシングメールとは、詐欺の一種で、正規の企業やサービスを装って受信者から個人情報をだまし取ることを目的とした不正なメールのことです。
このようなメールでは、以下のような特徴があります。
- 緊急性を装う
- 偽のリンクやフォーム
- 差出人を偽装
- 添付ファイルの悪用
本メールでも差出人を偽装しており、期限までに書類を提出するよう緊急性を装っています。
フィッシングメール対策
フィッシングメールへの対策は以下のとおりです。
- メールのリンクを「すぐに」クリックしないこと
- 差出人のメールアドレスを見ること
- 「急いで!」と言われたら、逆に落ち着いて行動する
- 個人情報を入力しないこと
1つずつ詳しく見ていきましょう。
フィッシングメールへの対策①:メールのリンクを「すぐに」クリックしないこと
フィッシングメールへの対策1つ目は【メールのリンクを「すぐに」クリックしないこと】です。
メールの中にある青い文字やボタン(リンク)が怪しい場合があります。
マウスの矢印をその青い文字に近づけると、本当の行き先が小さく表示されます(スマホなら長押し)。
例えば、銀行のメールなら「www.○○銀行.com」となるべきですが、「www.123-怪しい.com」みたいな変なものなら詐欺です。
フィッシングメールへの対策②:差出人のメールアドレスを見ること
フィッシングメールへの対策1つ目は【差出人のメールアドレスを見ること】です。
例えば、銀行から来たメールなら、アドレスの最後が「@○○銀行.co.jp」となっているはずです。
でも、詐欺メールはこんなふうに見えることがあります。
• @bank-1234.com
• @ほにゃららabc.xyz
こういう場合、そのメールは怪しいと考えて良いでしょう。
フィッシングメールへの対策③:「急いで!」と言われたら、逆に落ち着いて行動する
フィッシングメールへの対策3つ目は【「急いで!」と言われたら、逆に落ち着いて行動する】です。
詐欺師は、「アカウントが消えます!」とか「すぐ対応しないと危険です!」と、焦らせるような文章が書かれています。
でも、本当の銀行や会社は、そんなに急かしません。
ちょっと待って、ゆっくり考える時間をとりましょう。
フィッシングメールへの対策④:個人情報を入力しないこと
フィッシングメールへの対策4つ目は【個人情報を入力しないこと】です。
メールに名前や住所、クレジットカード情報など個人情報を入力しないようにしてください。
様々な企業で注意喚起なされていますが、急に個人情報をメールで聞いてくることはほぼないと思われます。
まとめ
今回は、【Yahoo!ショッピング】在庫状況および仕入れ体制の確認メールは詐欺!についてまとめました。
本メールは、フィッシングメールの可能性が高いと思われます。
- メールのリンクを「すぐに」クリックしないこと
- 差出人のメールアドレスを見ること
- 「急いで!」と言われたら、逆に落ち着いて行動する
- 個人情報を入力しないこと
これらの点に注意してフィッシングメール対策を行っていきましょう。