パソコンを使っていると、急に操作ができなくなったりする「フリーズ」を起こすことがあります。そんなときそれまで行っていた作業のデータが消えてしまうという不安があるのではないでしょうか。再起動をすることでデータが損失することもあるので、原因を理解し適切な対処法をしっかり知っておくことが必要となります。今回はパソコンがフリーズした際の正しい対処法や原因について紹介していきたいと思います。
パソコンがフリーズするとは?
「フリーズ」とはパソコンが動作を受け付けず、操作が反応しない状態のことを表します。キーボードだけでなくマウスなどで操作しても、文字の入力やカーソルが動かない状態で凍ったように動かないことから英語のフリーズからそう呼ばれるようになったそうです。フリーズの程度には一時的なものから完全にパソコンが反応しない状態など様々で、症状は多岐にわたります。
フリーズした際にやってしまいがちな行動
パソコンがフリーズしてしまった際に、焦って再起動やシャットダウンをしてしまうという方もいるのではないでしょうか。しかしこの行動は注意が必要で、パソコンはフリーズした状態でも動いていることがあり完全に止まっているとは限らないのです。そのため再起動やシャットダウンをすることで、データが破損したりしてしまうことがあるので、対処法として頭に浮かびやすいですが注意しておく必要があります。
フリーズした際の適切な対処法は?
多くのソフトを同時に動かしていると、パソコンに大きな負荷がかかってしまうことがあります。そうすると複雑な処理にパソコンが耐えきれずフリーズしてしまうことがあるのです。このような一時的なフリーズの場合の対処法は、しばらく時間を置いて様子を見ることをおすすめします。時間を置いて様子を見ることで、一時的なフリーズであれば元に戻ることがあります。
ストレージをこまめに確認しておく
パソコンがフリーズしてしまった際に今の状態を確かめる方法として、ストレージのアクセスランプを確認する方法があります。アクセスランプが点滅している場合には、ストレージの読み書きが行われていることを表しています。つまりフリーズしているように見えて大量のデータを処理している可能性が高いのです。この場合の対処法としては時間を置いておくと処理が完了するので、パソコンのフリーズが戻ることがあります。
フリーズが治らない場合には再起動を行うことも
フリーズの対処法として時間をおくことを紹介しましたが、それでもフリーズが解消されない場合は再起動をすることになります。再起動する際にはパソコンの操作が受け付ける場合にはスタートメニューから再起動を行い、操作ができない場合にはパソコン本体の機能を使用して再起動を行ってください。電源ボタンを長押しすることでパソコンの電源を落とすことができますが、ケーブルを抜いてパソコンの電源を落とすと本体に負荷がかかり故障の原因につながるので避けましょう。
パソコンがフリーズする原因
パソコンがフリーズする原因は一つだけではなくメモリの不足やソフトの不具合、パソコン本体の故障など様々な原因でフリーズしてしまうことがあります。データを処理するにはある程度の容量が必要となりますが、容量が不足した際にデータはストレージに保管されます。しかしストレージはメモリよりアクセスに時間がかかるため、処理に時間がかかってしまいフリーズしているように見えてしまうのです。
まとめ
今回はパソコンがフリーズしてしまった際の原因や対処法について紹介していきました。基本的にはフリーズした際には、少し時間を置いて操作が行えるか確認することでフリーズを解消することができます。しかしそれでも解決しない場合には再起動をすることが必要となりますが、その方法を誤ってしまうとデータを損失してしまうことがあるので注意が必要です。