パリオリンピックの女子ボクシングに男性のような選手が出場していると話題になっています。
その選手は「XY染色体」を持つイマネ・ケリフ選手です。
今回はイマネ・ケリフ選手のプロフィールや「XY染色体」について調査していきます。
【女子ボクシング】イマネ・ケリフ選手とは
- 名前:イマネ・ケリフ
- 生年月日:1999年5月2日
- 年齢:25歳(2024年7月現在)
- 身長:178cm
- 国籍:アルジェリア
イマネ・ケリフ選手は、アルジェリア北西部のティアレト州の田舎の村で育ちました。
もともとはサッカーをしていたそうですが、後にボクシングに転向しました。
幼少期は、トレーニングに参加するために隣の村まで通っていたそうです。
そのような厳しい環境の中、ケリフ選手はボクシングの技術を磨き上げていきました。
イマネ・ケリフはトランスジェンダーではない
イマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーではありません
トランスジェンダーとは、出生時に割り当てられた性別と自分の性別アイデンティティが一致しない人のことを指します。
トランスジェンダーの人々は、自分の性別アイデンティティに沿って生きることを望みます。
そのためホルモン療法や性別適合手術などを受けることもあります。
イマネ・ケリフは染色体XYの性分化疾患
イマネ・ケリフ選手は染色体はXYでありながら性分化疾患で出生児に割り当てられた性別が女性でした。
そのためイマネ・ケリフ選手は女性として育ちました。
しかし2023年開催された女子世界ボクシング選手権のDNA検査で、「XY染色体」であることが検査で証明されたのです。
そのため、筋肉のつき方や力などは男性のようです。
なぜ女子ボクシングの試合に?
「XY染色体」であることが検査で証明されたため、国際ボクシング協会(IBA)はイマネ・ケリフ選手の性別適格性検査に不合格だったため失格としました。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)はイマネ・ケリフ選手のパリオリンピック出場を認めています。
「国際オリンピック委員会(IOC)は、昨年の世界選手権で性別適格性検査に不合格だったため失格となった2人のボクサーが、パリで試合に出場することを許可したと発表した」
引用:THE ANSWER
イマネ・ケリフの試合は危険すぎる
8月1日、パリオリンピックボクシング女子66キロ級2回戦が行われました。
イマネ・ケリフ選手とアンジェラ・カリニ選手との試合でしたが開始46秒でカリニ選手が棄権。
カリニ選手は「あれほど強いパンチを受けたことは今までなかった」と語っています。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)「すべての人は差別なくスポーツをする権利をもっている」と声明を発表しました。
まとめ
今回は、【幼少期の画像あり】イマネ・ケリフはトランスジェンダーではない!についてまとめました。
イマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーではなく、染色体はXYでありながら性分化疾患で「出生児に割り当てられた性別が女性だということが分かりました。