斎藤元彦兵庫県知事のパワハラの件に関して百条委員会が設置されました。
どんなメンバーなの?
今回は、
百条委員会の役割
百条委員会に選出されるメンバー
について調査していきます。
百条委員会とは
百条委員会(ひゃくじょういいんかい)とは、
日本の地方自治体において、特定の問題や事件について調査を行うために設置される特別委員会
百条委員会は、特定の事案や問題に関して調査を行い、その結果を報告することを目的としています。
例えば、行政の不正や不祥事、公共事業の問題などが対象となることが多いです。
百条委員会は、証人を呼び出しての聴取や、資料の提出を求める権限を持っています。
これにより、より詳細な調査が可能となります。
調査期間
百条委員会の調査が完了するまでの期間は、具体的な状況や調査の内容によって異なります。
一般的には数ヶ月から1年程度かかることが多いようです。
調査の規模や複雑さ、関係者へのヒアリングの必要性、収集する資料の量などが影響します。
調査結果の公表の仕方
百条委員会の調査結果の公表の仕方は以下の流れで行われます。
- 報告書の作成
- 公表の場
- メディアへの発表
- 議会での審議
報告書の作成
調査が終了した後、百条委員会は調査結果をまとめた報告書を作成します。
この報告書には、調査の経緯、発見された事実、問題点、そして提言などが含まれます。
公表の場
報告書は、地方自治体の公式ウェブサイトや広報誌を通じて公表されることが一般的です。
また、地方議会での報告や、住民向けの説明会が開催されることもあります。
メディアへの発表
報告書の内容は、新聞やテレビなどのメディアを通じて広く報道されることが多く、これにより住民や一般の人々に情報が伝わります。
議会での審議
報告書が地方議会に提出されると、議会での審議が行われることがあります。
この際、議員が報告書の内容について質問を行ったり、意見を述べたりすることができます。
百条委員会のメンバー
今回の斎藤元彦兵庫県知事の件で選出された百条委員会のメンバーは以下の通りです。
委員長:奥谷 謙一(自由民主党)
副委員長:岸口 みのる(維新の会)
委員
- 松本 裕一(自由民主党)
- 庄本 えつこ(共産党)
- 竹内 英明(県民連合)
- 丸尾 まき(無所属)
- 佐藤 良憲(維新の会)
- 増山 誠(維新の会)
- 上野 英一(県民連合)
- 越田 浩矢(公明党)
- 伊藤 勝正(公明党)
- 富山 恵二(自由民主党)
- 長岡 壯壽(自由民主党)
- 黒川 治(自由民主党)
- 藤田 孝夫(自由民主党)
百条委員会のメンバーは、兵庫県議会の人達から選出されています。
議会86人中から15人選ばれてます。
会派ごとの人数割当で、第1党の自民党から委員長を出し、第2党の維新から副委員長が選ばれてます。
ただ、メンバー選定に当たっては自民党が「色々な人の意見を聞きたいので、自分達の割当を減らして良いので少数会派の人も入れたい」と提案し、厳密には会派ごとの人数割にはなっていないようです。
まとめ
今回は、百条委員会って何?選出されるメンバーは政治家それとも公務員?についてまとめました。
百条委員会は、過去にさまざまな問題に対して設置されてきました。
百条委員会は、地方自治体の透明性を高め、住民の信頼を回復するための重要な手段とされています。
今回の件も百条委員会を通して解決されると良いですね。