8月17日のプロ野球巨人対DeNAの試合で「警告試合」になりました。
筒香嘉智選手の死球に、オースティン選手がベンチを飛び出して激怒したことが原因のようです。
今回は、
- 警告試合の意味
- 警告試合を宣言されたらどうなるのか
調査していきます。
プロ野球「警告試合」になるとどうなる?
8月17日のプロ野球巨人対DeNAの試合で筒香嘉智選手の死球に、オースティン選手がベンチを飛び出して激怒したことにより「警告試合」となりました。
試合の流れは以下の通りです。
- DeNA・筒香嘉智選手が1軍登録され出場したが、オースティン選手に死球を与えたことで両軍が乱闘寸前になった。
- 9回表にDeNA・坂本裕哉投手が巨人・大城卓三選手に死球を与え、大城選手が途中交代となった。
- その裏、復帰した筒香選手が代打で出場したが、巨人・伊藤優輔投手が筒香選手に死球を与えた。
- これにDeNAベンチのオースティン選手が激怒し、両軍選手がグラウンドに出て警告試合となった。
警告試合とは
警告試合とは一体何なのでしょうか。
試合中に乱闘や報復行為が発生する可能性が高いと審判が判断した場合に宣言される試合のことです。
これは、選手やチームが報復行為を行わないように警告するためのものです。
警告試合の目的は以下の通りです。
- 選手の安全を守ること
- 報復行為や乱闘を防ぐこと
- 試合の秩序を維持すること
試合の秩序を保ち、報復行為を未然に防ぐために重要な措置となります。
警告試合宣言されると即退場?
警告試合宣言で即退場になることはありません
警告試合宣言後の試合で報復行為とみなされるプレーがあった場合、その選手や監督は即座に退場となります。
警告試合が宣言されると、試合は通常通り続行されますが、審判の監視が厳しくなり、フェアプレーが強く求められます。
ロッテ対オリックスでも警告試合
ロッテ対オリックスでも警告試合がありました。
- 8月12日のロッテ対オリックスの試合で、ロッテの坂本投手がオリックスの森選手に対して死球を投げつけた
- 両チームの選手が乱闘寸前の状況になり、試合が一時中断された
- 審判団は両チームに警告を発し、警告試合と判断した
坂本光士郎選手が即退場ということはありませんでした。
しかし、警告試合が出されたあとに もう一度内角に当たりそうなボールがくると審判の判断ですぐ退場となる状況でした。
坂本光士郎選手はその後の西川龍馬選手の打席では内角に投げられないという措置が取られていました。
選手たちのメンタル面も心配です
無効試合になることもある
警告試合中に選手たちが反省の色を見せず、試合が収拾つかない状況が続く場合、その試合は無効試合として扱われます。
試合中に何らかの重大な問題が発生し、その試合の結果を正式に認めることができなくなった場合に適用される判断です
具体的な状況としては以下のようなものが考えられます。
- 選手間の乱闘や暴力行為が発生し、試合が中断されても収拾がつかない場合
- 重大な審判判定ミスがあり、試合の公平性が損なわれた場合
- 天災や停電などの不可抗力により試合が中断され、再開できない場合
このような状況では、その試合の結果を正式に認めることができないため、無効試合と判断されます。
無効試合になるとペナルティが発生
無効試合となった場合、両チームには以下のペナルティが科されます。
- 両チームの勝ち点が3点ずつ減点される
- 両チームの得失点差も3点ずつ減点される
つまり、警告試合が宣言されても選手たちが冷静に対応しない場合、その試合は無効となり、両チームに厳しいペナルティが科されることになります。
これは、試合の公平性と選手の安全を最優先するためのルールです。
無効試合の判断は慎重に行われ、極端な事態が発生した場合にのみ適用されます。
まとめ
今回は【プロ野球】警告試合になるとどうなる?一発退場やペナルティはあるのか?についてまとめました。
警告試合とは、試合中に乱闘や報復行為が発生する可能性が高いと審判が判断した場合に宣言される試合のことです。
即退場ということはありませんが、警告試合宣言後の試合で報復行為とみなされるプレーがあった場合、その選手や監督は即座に退場となります。
さらに反省が見られない場合は、無効試合になりペナルティが課せられることもあるようです。