パリオリンピックの柔道混合団体戦では、3勝3敗で迎えた決勝の代表戦の対戦相手をルーレット方式で決定したことについて、日本のファンから不満の声が上がっています。
今回は、パリオリンピックの柔道混合団体戦のルーレット方式とはどのような仕組みなのか、どこの会社のルーレットなのか調査していきます。
【パリオリンピック】柔道混合団体戦のルーレット方式とは?
柔道混合団体戦は、異なる体重区分の男女6人が1チームとなって対戦する競技です。
決勝戦で3勝3敗となった場合、コンピューターによる無作為抽選で選ばれた体重区分の選手同士がゴールデンスコア(延長戦)で対決することになります。
この抽選方式がルーレット方式と呼ばれています。
ルーレット方式に対する疑惑
日本のファンからは、この抽選方式が「操作されている」「茶番だ」といった批判的な意見が上がっていました。
具体的な疑惑の内容は、ルーレットがフランス選手に有利な結果を出す確率が異常に高かったという点です。
リネール選手を出すために操作されたのではないかという声が上がっていました。
抽選ルーレットの仕組みはオメガのシステム
IJF=国際柔道連盟によりますと、今大会の抽選にはコンピューターの専用のソフトが使われていて自動で階級が選ばれるということです。
引用:NHK
このシステムはすでに国際大会では数年前から使われているようです。
ルーレットは有名時計メーカーの「OMEGA(オメガ)」
ルーレットは有名時計メーカーの「OMEGA(オメガ)」のシステムです。
オメガは1848年に創業されたスイスの老舗時計ブランドです。
オメガとオリンピックの歴史
オメガは1932年のロサンゼルスオリンピックから、オフィシャルタイムキーパーを務めてきました。
92年以上にわたり、オリンピックの計時を担当してきた歴史と実績があります。
オリンピックとの強い結びつきは、オメガの価値を高める大きな要因となりますので、不正の片棒を担ぐことはしないのではないかと思います。
ルーレット方式は他の競技でも使われている
ルーレット方式は他の競技でも使われているようです。
サッカー
サッカーのPKシュートでは、キッカーの順番をルーレット方式で決めることがあります。
これにより、キッカーの順番が公平に決まり、戦略的な側面も生まれます。
バスケットボール
バスケットボールの自由投球では、シューターの順番をルーレット方式で決めることがあります。
これにより、シューターの順番が公平に決まり、緊張感のある展開になります。
ビーチバレー
ビーチバレーの試合では、サーブの順番をルーレット方式で決めることがあります。
これにより、サーブの順番が公平に決まり、戦略性が高まります。
まとめ
今回は、柔道混合団体戦のルーレット方式の仕組みは?オメガのシステムだった!についてまとめました。
ルーレット方式とは、決勝戦で3勝3敗となった場合、コンピューターによる無作為抽選で選ばれた体重区分の選手同士がゴールデンスコア(延長戦)で対決する時に使われているものでした。
日本代表チームの活躍、素晴らしかったです。