2025年1月10日にX(Twitter)がパロディアカウントの導入を発表しました。
今回は、
- X(Twitter)のパロディアカウントとは何なのか
- 設定方法
について調査していきます。
X(Twitter)のパロディアカウントとは
2025年1月10日、X(旧Twitter)は、パロディアカウントを明確に識別するための新機能を発表しました。
パロディアカウントのプロフィールラベルを導入し、プラットフォーム上でこれらの種類のアカウントとそのコンテンツを明確に区別できるようにしています。これらのラベルは透明性を高め、ユーザーがそのようなアカウントがパロディ化されている組織に属していると誤解しないようにするために設計されています。
なりすまし防止策としてパロディアカウントには、アカウント名の下このようなマーク(ラベル)がつきます。
なりすましや偽情報の拡散を防ぎ、健全なコミュニケーションの場を提供するために導入されたようです。
X上では「PCFアカウント」と呼ばれています。
- P…パロディ
- C…コメンタリー
- F…ファン
パロディアカウントにラベルが必須になる時期については、明らかになっておりません。
分かり次第、追記させていただきます。
パロディアカウントの対象
以下のようなアカウントがパロディアカウントの対象になると言われています。
①芸能人やキャラをアイコンにしているアカウント
アニメキャラクターや俳優の画像をプロフィール画像として使い、「公式アカウント」と誤解される投稿をする場合。
②芸能人やキャラの名前を使用しているアカウント
「〇〇(芸能人の名前)ファンアカウント」と明記せず、芸能人の名前そのものをアカウント名に使用する場合。
③なりきりアカウント
実在の人物や架空のキャラクターとして振る舞い、公式を装ったり、特定の人格を模倣するアカウント。
④他人のbot
特定のブランドやサービスの情報を自動で投稿するbotを本人または公式と偽る場合。
⑤なりすましアカウント
有名人や企業アカウントを模倣し、本人になりすますことで、偽情報や誤解を広めるアカウント。
これらに該当するアカウントがパロディアカウント設定をしない場合、凍結される可能性があるようです。
X(Twitter)のパロディアカウントの設定方法
X(Twitter)のパロディアカウントの設定方法は以下の通りです。
- Xの設定メニューから「マイアカウント」を選択
- 「アカウント情報」をタップ
- 「パロディ、コメンタリー及びファンアカウント」をタップ
- 「パロディ」をONにする
この設定を行うことでアカウントにラベルを表示できます。
設定できない時の対処法
Xの設定メニューから「パロディ、コメンタリー及びファンアカウント」が見つからず、設定できない場合はバージョンが古い可能性があります。
X(旧Twitter)アプリのアップデート方法は以下の通りです。
iPhone(iOS)のアップデート方法
iPhone(iOS)のアップデート方法は以下の通りです。
- App Storeを開く:ホーム画面から App Store をタップします。
- アカウントアイコンをタップ:画面右上にある自分のアカウントアイコンをタップします。
- 利用可能なアップデートを確認:スクロールして、「保留中のアップデート」セクションを探します。
- Xを探す:「X」または「Twitter」という名前でアプリが表示されているか確認します。
- アップデートボタンをタップ:「アップデート」と表示されている場合はボタンをタップして最新バージョンに更新します。
「開く」と表示されている場合はすでに最新バージョンになっています。
Androidのアップデート方法
Androidのアップデート方法は以下の通りです。
- Google Playストアを開く:ホーム画面またはアプリ一覧から Google Playストア をタップします。
- 検索バーでXを検索:上部の検索バーに「X」または「Twitter」と入力します。
- Xのページを開く:アプリが表示されたらタップして詳細ページを開きます。
- アップデートをタップ:「アップデート」ボタンが表示されている場合はタップします。
ボタンが「開く」となっている場合はすでに最新バージョンです。
解除する方法
X(旧Twitter)で設定した「パロディアカウント」のラベルを解除することは可能なようです。
手順は以下の通りです。
1. アカウントの設定を確認
「設定とサポート」→「アカウント情報」を開きます。
2. ラベルの設定状況を確認
「アカウントの性質」や「パロディ、コメンタリー、ファンアカウント」の項目を確認します。
パロディラベルが有効になっている場合、ここでラベルを編集または解除できるオプションがあります。
3. ラベルの削除をリクエスト
ラベルを削除したい場合は、「パロディではない」または「通常のアカウントである」ことを明確に記載し、編集または削除を選択します。
一部のケースでは、Xがラベル解除の正当性を確認するため、追加の情報を求める場合があるようです。
解除ができない場合
以下の条件に当てはまる場合、ラベルの解除が拒否される可能性があります。
- 誤解を招く可能性がある場合:アカウント名やプロフィールが、引き続き特定の人物やキャラクターを模倣している場合。
- ラベルが義務付けられている場合:Xのポリシー上、「パロディ」「ファンアカウント」としての性質が明白で、解除が認められないケースがあります。
- 違反の可能性がある場合:アカウント運営が規約違反となる(なりすましや混乱を招く投稿が含まれる)と判断された場合。
プロフィールやアカウント名を調整して、パロディではないことを明確にすることが必要になる場合があります。
まとめ
今回は、Xのパロディアカウントとは?どんなアカウントが対象になるのかについてまとめました。
パロディアカウントのプロフィールラベルを導入し、本物となりすましを明確に区別できるようにするものです。
パロディアカウントの対象となるアカウントは、本人や公式と誤解されるリスクのあるもの全般です。
このラベルの導入は、ユーザーの混乱を防ぐだけでなく、悪意あるなりすましや誤解を生む行為を抑止する効果が期待されていると考えられます。