長年にわたり横浜DeNAベイスターズのエースを務め、2023年のWBCでは決勝戦の先発のマウンドにも上がった今永昇太選手。現在はメジャーリーグに挑戦、シカゴ・カブスで2024年シーズンに鮮烈デビューを果たしたことでも有名です。
今回は今永昇太選手の家族構成や出身、経歴について紹介します。
今永昇太の家族構成は?
今永昇太選手の家族構成は、父親、母親、兄、姉、今永昇太選手本人を含めると5人家族でした。なお、「今永昇太 結婚相手は誰?」と注目する人も多いようですが、2025年現在今永昇太選手の結婚報道は出ていません。今永昇太選手は2025年現在32歳、特にメジャーに挑戦したあたりで結婚する選手も多いので、今永昇太選手に奥様がいてもおかしくはありません。
メジャーリーグでは何かと選手の奥様が注目を浴びる機会も多いので、今現在奥様の存在が確認されていないのであれば結婚もしていないという可能性が高いですね。
父
今永昇太選手のお父さんは孝司さんです。今永昇太選手が誕生した時、孝司さんは41歳前後だったらしく、更に58歳で飲み友達に誘われて大型二輪の免許を取得するというアクティブな方でした。なんでも、中古で300万円で購入したハーレーダビッドソンを乗り回していたそうですよ。
そんなお父さんは国立の広島大学を卒業し、中学の保健体育の教師を務めた方です。45歳からは校長になり、定年後は北九州市教育委員会の嘱託の職員を務めたのだとか。スポーツの経験は、学生時代に卓球や体操をかじっていたものの、そこまでスポーツに秀でていた訳では無いと語っていますよ。
母
今永昇太選手のお母さんは京子さんです。今永昇太選手を出産された時の年齢は35歳前後だったようですね。お母さんもお父さん同様中学校の教師で、お母さんは芸術大学で声楽を学んだ後に音楽教師になられています。学生時代にはバレーボールをしていたらしく、お父さんが言うには「子供の運動神経の血は家内から受け継いだんでしょうね」とのことですよ。
お母さんが語る所によると、今永昇太選手は手のかからない子供だったそう。初めて涙を流したところを見たのは、高校3年生の夏の予選2回戦で自らの活躍でチームを勝利に導いた時だったそうです。
兄
今永昇太選手のお兄さんは、今永昇太選手の5歳年上。小学校教諭になられています。今永昇太選手はお兄さんの影響でソフトボールを始めており、お兄さん自身も高校まで野球をやっていたのだとか。お父さんは、今永昇太選手よりもお兄さんの方がセンスがあったんじゃないか、なんて語っていますよ。
大人になってからは、お兄さんは北九州市のソフトボールの教員選抜チームのメンバーに入り、全国大会に行ったりもしたのだとか。流石今永昇太選手のお兄さんですね。
姉
今永昇太選手のお姉さんは、お兄さんの3つ年下ということなので今永昇太選手より2つほど上ということになるでしょうか。熊本県内、三菱電機系の企業に勤めていたという情報があり、24歳の時点で独立していたそうですよ。
今永昇太の出身は?
今永昇太選手は福岡県北九州市八幡西区出身です。出身校は、小学校が永犬丸西小学校、中学校が永犬丸中学校、高校が北筑高等学校、大学が駒澤大学ですよ。両親は1998年に北九州市内に4LDKの自宅を建てており、今永昇太選手もそちらで育ったのですね。
今永昇太の経歴
ここからは今永昇太選手の経歴について紹介します。
高校時代にドラフト指名の話もあった
少年時代の今永昇太選手は体躯もそこまで大きくなく、強豪高校からのスカウトを受けることは出来なかったことも有り自宅近くの公立、北筑高校へ進学。同校の硬式野球部では平日の練習時間が2時間半に限られる学校の決まりの中で、最速144キロのストレートを武器に好投、3年春の福岡県大会1回戦では14奪三振を奪う活躍を見せプロ注目の存在になりました。
NPB球団からドラフト下位指名の意向を伝えられたこともあったようですが、高卒でのプロ入りは選ばずに駒澤大学へ進学、ドラフト1位でのプロ入りを目指しました。
駒澤大学で大学ナンバーワン左腕に
駒澤大学で一年春から東都大学リーグの公式戦に登板していた今永昇太選手は、2年春には早くもエースの座に就き、3年秋にはMVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を達成、大学ナンバーワン左腕の異名を取りました。
4年時には左肩を痛めたことから登板回避や成績低下などの事態になり、NPB入りを悩むほどだったものの、締め切り2日前にプロ志望届を提出。横浜DeNAベイスターズから1巡目単独指名を受け、目標としていたドラフト1位を達成しました。
ベイスターズでエースに
ベイスターズではルーキーイヤーからローテーションを回り、毎年安定して先発登板を重ねたことから今永昇太選手はいつしかベイスターズのエースと呼ばれるようになりました。2023年には最多奪三振のタイトルを獲得しましたよ。2022年には準完全試合でノーヒットノーランを成し遂げました。
また、今永昇太選手の活躍はベイスターズだけに留まらず、2017年のアジアプロ野球チャンピオンシップ、2019年のプレミア12、2023年のWBCでは日本代表に名を連ね、これらの大会での侍ジャパンの金メダルに貢献しました。
2024年よりメジャーリーグ挑戦
2023年のシーズンオフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦、2024年1月にシカゴ・カブスと契約を結びました。メジャー挑戦一年目から29試合に先発するなどフル回転の活躍を見せ、防御率は2.91、15勝3敗という好成績を残しました。15勝という数字はNPB時代にも達成したことのない数字であり、勝率.833もNPB時代を含めたキャリアでダントツの数字でしたよ。2025シーズンは25先発で9勝8敗防御率3.73、昨年よりは成績を落としてしまったものの、先発としてしっかり仕事を果たしました。
出展:SPOTVNOW
最後に
今回は今永昇太選手の家族構成、出身、経歴について紹介しました。日本時代から応援していたファンでも予想出来なかったほどの好成績を残した今永昇太選手ですが、そのキャラクターは日本時代そのまま。現地のファンからも愛される存在となっています。今永昇太選手のこれからの活躍にも要注目、夢のサイ・ヤング賞も目指して欲しいですね!