夏休みが廃止するという噂が話題となっています。
どこから噂が流れたんだろう?
今回は、夏休みが廃止するという噂が流れた理由や真相を調査していきます。
夏休み廃止の噂とは
認定NPO法人「キッズドア」(東京)が小中学生のいる困窮世帯(約1400世帯)に夏休みについてのアンケートを実施しました。
その結果、
夏休みは「なくて良い」が13%、「短い方が良い」は47%
引用:KYODO
約6割の家庭が、子どもの夏休みは「なくて良い」または「短い方が良い」と考えていることが分かりました。
この結果を受けて、このままでは夏休みがなくなるのではと噂されるようになりました。
夏休みは「なくて良い」理由は物価高のせい
子どもの夏休みは「なくて良い」と考える背景には、物価高が影響しているようです。
大きく影響しているのが、
夏休みの1ヶ月以上もの間、給食がありません。
その為、昼食の準備をするという母親の負担は増えますし食費もかかります。
更に光熱費も子どもが家にいる場合は、テレビにエアコンなど電気代、光熱費が増えます。
子どもが家にいると生活費がかかるため、夏休みの廃止を望む世帯が一定数いるようです。
夏休み廃止の噂はデマ!
夏休み廃止の噂はデマだと思われます
現時点では、小中学校の夏休みが実際に廃止されるという事実はありません。
夏休みが廃止にならない理由①:夏休みの目的に反する
夏休みが廃止にならない理由1つ目は【夏休みの目的に反する】です。
夏休みの目的は
心身の休養、通常の学校生活では経験できない生活や活動の実施、自主・自律の生活態度の形成などがある
引用:コトバンク
子どもの心身のリフレッシュや、家族との触れ合いの機会となるのが夏休みです。
学校以外の場所で学ぶ機会にもなり、趣味や特技を伸ばすことを目的としているようです。
このように夏休みの目的を満たせる代替え策がない以上、夏休み廃止は現実的ではないと思われます。
夏休みが廃止にならない理由②:教師がいなくなる
夏休みが廃止にならない理由2つ目は【教師がいなくなる】です。
SNS上には夏休みが廃止になったら教師を辞めるという意見もありました。
教師は授業以外での業務も多く、有給も取りづらいことから教員不足が年々深刻になっています。
もし、夏休み廃止が実行されたら更に教員不足の深刻化が進むと思われます。
教師の働き方のためにも夏休みは必要であると言えるでしょう。
夏休みが廃止にならない理由③:民間団体アンケート
夏休みが廃止にならない理由2つ目は【民間団体アンケート】です。
今回の話題の発端になったアンケートを実施したのは認定NPO法人「キッズドア」という民間団体です。
更に対象者は小中学生のいる困窮世帯(約1400世帯)ということでしたので、主張としては弱いと思われます。
まとめ
今回は、夏休み廃止はデマ!夏休みは廃止にならない理由3選!についてまとめました。
夏休み廃止という噂は、アンケートに基づいて一定数廃止を望む声があるというだけでした。
現状では夏休みが廃止することは公表されていません。