横浜流星さん主演の映画『正体』が2024年11月29日より公開されます。
以前、亀梨和也さんが連続ドラマで『正体』を演じられていましたが、違いはあるのでしょうか。
今回は、
横浜流星さん主演の映画『正体』と亀梨和也さんが連続ドラマで『正体』の違い
について調査していきます。
横浜流星主演の映画『正体』が話題
出典:朝日新聞デジタル
映画「正体」が11月29日より公開されます。
本作は、横浜流星の主演のサスペンスドラマです。
監督は「新聞記者」「余命10年」で知られる藤井道人監督です。
映画『正体』キャスト
映画『正体』のキャストは以下のとおりです。
- 鏑木慶一:横浜流星
- 安藤沙耶香:吉岡里帆
- 野々村和也:森本慎太郎
- 酒井舞:山田杏奈
- 又貫の部下の刑事:前田公輝
連続ドラマW『正体』
出典:ニッポン放送NEWS ONLINE
ドラマ『正体』は、WOWOWの連続ドラマ初主演となる亀梨和也が、死刑囚・鏑木慶一を演じました。
- 鏑木慶一:亀梨和也
- 安藤沙耶香:貫地谷しほり
- 野々村和也:市原隼人
現在はWOWOWで視聴することが出来ませんが、2022年11月18日にBlu-rayBOXが発売されています。
映画『正体』はドラマと一緒なのか
映画版「正体」と連続ドラマW「正体」は、原作小説は同じですので、大まかなストーリー自体は同じだと思われます。
細かいストーリーや演出には違いがあると思います。
ドラマと映画版を視聴した方のコメントがありました。
内容一緒でした。細々したところは違いましたが 横浜流星の顔が大好きなので見て損はしてません 映画もドラマも面白かったです
引用:知恵袋
細かい設定や演出など違いはあるでしょうが大まかなストーリー自体は同じです。 ただドラマと映画って内容同じでも話が面白ければ両方それぞれ楽しめると思いますよ。
引用:知恵袋
ドラマで「正体」を観たことがある人でも映画「正体」を楽しめるようです。
ドラマ「正体」と原作小説の違い
ドラマ版『正体』と原作小説とは違いがあります。
主な違いは以下のとおりです。
- 結末の違い
- エピソードの統合
- 視点の構成
1つずつ詳しくみていきましょう。
ドラマ版『正体』と原作小説の違い①:結末の違い
ドラマ版『正体』と原作小説の違い1つ目は【結末の違い】です。
原作小説は、鏑木は最後に銃撃されて命を落としますが、その後、冤罪が証明されるという悲劇的な結末。
一方のドラマ版では、鏑木は撃たれて昏睡状態となり、最終的に生存しながら冤罪が証明される結末に変更されています。
この改変は、より希望を感じさせるラストを目指した意図があると考えられます。
ドラマ版『正体』と原作小説の違い②:エピソードの統合
ドラマ版『正体』と原作小説の違い2つ目は【エピソードの統合】です。
原作では、工事現場での和也、編プロでの沙耶香、弁護士の渡辺など、それぞれが独立した章で描かれ、彼らの背景や悩みが丁寧に描かれています。
しかしドラマ版では、沙耶香の恋愛感情が中心のエピソードと、痴漢冤罪で逃避行を続ける渡辺弁護士のエピソードが融合され、「痴漢冤罪をWebメディアで晴らす」という独自の展開が生まれています。
これにより、「冤罪」というテーマを強調しつつ、鏑木自身の冤罪と物語をリンクさせていると考えられます。
ドラマ版『正体』と原作小説の違い③:視点の構成
ドラマ版『正体』と原作小説の違い3つ目は【視点の構成】です。
原作は、各章が鏑木と関わる人物たち(和也、沙耶香、渡辺、節枝、舞など)の視点で進行するため、キャラクターそれぞれの内面や背景が詳細に描かれています。
ドラマでは、登場人物の視点描写は簡略化され、鏑木の逃亡劇と冤罪を解くプロセスに重点が置かれています。
これらの改変は、視聴者にテーマやメッセージをより明確に伝えるための構成上の工夫だと考えられます。
原作とドラマは同じ「冤罪」をテーマにしていますが、小説やドラマなどそれぞれの媒体に合った表現方法になっていると考えられます。
まとめ
今回は、映画「正体」はドラマ版との違いはあるのか?原作とは結末が違っていた!についてまとめました。
映画版「正体」と連続ドラマW「正体」は、原作小説は同じですので、大まかなストーリー自体は同じだと思われます。
ドラマ版と原作小説には違いがありますので、映画版でも原作との違いが楽しめると思います。